スマイル歯科ブログ

天地人

最近の「天地人」には、ぐいっと引き込まれました。

兼続を家臣にしたい秀吉。秀吉に取り入りたい幸村は初音を利用する。
板挟みの兼続に助け舟を出す三成。初音への秘かな想いは
「上杉を助けたいのだ」この台詞の中に隠れてしまいましたが。

「これは戦じゃ!」ぶっとい声の景勝。
秀吉とどうやって渡り合うのか?兼続の戦法やいかに?

金を積まれ、刀まで突き付けられた兼続は
「十万億土に旅立とうとも、殿の元を離れる訳には参りませぬ!」
直球だなあ…ちょっとがっかり。

お涼(良かったです)に「雪解け水のようなお方」といわれた兼続ですから
こんなストレートな物言いがお似合いなのでしょう。

 
思い出すのは「独眼竜政宗」
政宗の右腕、片倉小十郎は兼続と同様、知将として有名でした。
小十郎に目をつけた秀吉は、名だたる武将達の面前で政宗に
「小十郎をくれ」と要求します。言葉に詰まる政宗。
小十郎は「幼少の頃より、殿の守り役として仕えて参りました。
今ここで殿から暇を出される(秀吉の家臣になる)のは、私めの働きが
足りなかった証拠。片倉家の恥!お詫びとして切腹いたしまする!」
秀吉のむちゃな要求を、自分の力不足にすり替え、切り返した小十郎。
面目をつぶされた秀吉ですが、居並ぶ武将に「どうじゃ、どうじゃ?」
(さすがはワシの見込んだ男であろう)とその場を収めます。

 

ところで一躍有名になった与六役の加藤清史郎クン。
今でも回想シーンで登場しますが、生出演はしばらくなくなるのでは…

彼はもうすぐ前歯が生え変わる時期なんですね。
調べたら2001年生まれで、もうすぐ8歳なのに乳歯が揃ってるなんて驚きです。
もう抜けてしまったかも… 

ご存じのように前歯が抜けるとマヌケな笑顔になっちゃいます。
しかも生えてくる永久歯は、すきっ歯が多く、生え揃うのは数年後でしょう。
英語では「ugly ducking stage」(みにくいアヒルの子の時期)なんて言います。

と言う訳で、清史郎クンの活躍は数年間おあずけではないかと。

 
同郷でモテモテの兼続が、これからどんな活躍をするのか楽しみです。

ギブアップ

6月に入って汗ばむような陽気が何日かありましたが、
クリニックでは南側の林を抜ける風が爽やかで、
患者さんから「天然のクーラーですね」とか
「ちょっと寒いから閉めてください」なんて言われるくらい
心地よい空気が流れていました。

私のクリニック朝イチの仕事は、南側の窓を開けて
林の空気を招き入れることです。

鳥の声と共に流れ込んでくる空気はみずみずしくて、
深呼吸をすると、体じゅうに緑の粒が行き渡る感覚があります。

 
「これは夏でもエアコン要らないんじゃないか…」
冬、診療室を温めてくれた太陽は高く昇り、
直射日光はほとんど差し込まなくなりました。
プラス、林を吹き抜ける風、まさに天然のクーラーです。
これで夏を乗り切ることができれば、今流行りの究極のエコです。

そしてまさに捕らぬ狸の皮算用。
今年一番の暑さになった本日でギブアップ。

午前中はなんとか我慢していたのですが(26度くらい)、
昼休みに27度に上がり、午後にはついに28度超え。
じっとしているだけなら良いのですが、
マスクを付け仕事を始めると、額に汗がダラダラと。

もちろんマスクは20年来の仕事仲間ですが、
暑い時期にはちょっと休んで欲しいところです。

ま、実際はお休みできないんですけどね。

ギブアップの瞬間最高気温、28.2℃・湿度51%。

エアコンのスイッチをオンにしました。

真夏になったら電気代かさみそうです。

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雑草

診療がヒマな時間には、表に出て花壇の花摘みをチョキチョキ、
雑草をブチブチ抜いています。

葉っぱもいろいろ、根っこも様々。球根みたいなのが付いてくる草もあります。
もしかしたらキレイな花が咲くのかも知れませんが、とにかくブチブチ。

 
昭和天皇が皇居の草むしりをしていた時、侍従が「この辺も雑草が多くて
大変でございますね」と声をかけたところ、
「『雑草』などと言う名前の植物は無いんだよ、君」と答えたとのこと。
いかにも学者らしい昭和天皇のエピソードを思い出しました。

その「雑草」、自宅の庭にももちろん生えてきますが、
年によって「流行り」があるようにも思います。
今年は「スギナ」。ツクシの夏バージョン?
どこにでもある草なので珍しくはないですが、今年は本当に元気が良さそう。
お隣の庭はスギナでビッシリ一面の緑です。

雑草しかないと思っていたクリニックの敷地ですが、
片隅にバラを見つけました。10年以上空き地だったので、
誰かが植えたとは考えにくいのですが…

早く咲かないかな、とブチブチしないで残してあります。
人間なんて勝手なものでキレイな花や葉を付ければ残し、
見栄えが悪ければ引っこ抜く。

例のバラ君はキレイな花を咲かせてくれるのでしょうか…
バラ君の運命やいかに?

 

写真は新緑の吹割の滝。

手すりなどはなく、水辺まで歩いて近づけます。

が、毎年滝壺に転落する人が後を絶たないそうで…

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GW

当然ながらあっという間に終わってしまったGWでした。
今回の後付けテーマは「食べ歩き」です。

まずは新潟市「東横」のみそラーメン。
特濃のスープを割りスープで薄めて食べます。
初めて食べた時は、濃すぎてしょっぱくて割りスープでジャブジャブ
薄めたものですが、最近では特濃スープをダイレクトに味わえるようになりました。
塩分は相当のものでしょうから、健康には?ですね。

お次は燕の「杭洲飯店」の中華そば。醤油スープに背脂がトッピング。
かなりの有名店らしく、駐車場には他県ナンバーがずらり。
30分待ちの行列ができていました。
個人的にはベスト3に入るラーメンなのですが、初めて食べた時は
「なんだこりゃ!?」でしたね。規格外のラーメンと言うのか…
食べ慣れると忘れられない味に変わってきました。不思議なもんです。

ただ、あの行列に並んでいた人達の中には「初体験」組も少なくないはずで、
私のように首を傾げたまま店を出て、2度と来ないパターンもあるのではないかと…
紹介記事を読んで、遠い所からわざわざ来て初めて食べた人に聞いてみたいです。
「本当に美味しかったですか?」

ETC1000円の恩恵で、喜多方の「丸美食堂」。十数年ぶりの喜多方ラーメンでした。
本当は昔食べたことのある「源来軒」「坂内食堂」を狙っていたのですが、
店じまいだったり、行列ができていたりで断念。
「ま、いっか」と入った初めてのお店でしたが、優しい味に満足でした。

トリは十日町「由屋」のソバ。六日町の実家に帰った時には必ず行くお店です。
ここも昼時をはずして2時頃行ったのに、店の外に人があふれていました。
何度食べても美味しいソバです。

 

番外編は「パンドメロン」のチョコチップメロンパン。
私の知る限り、日本一美味しいメロンパンです。

チョコチップメロンパンがどっさり。頼まれた分も合わせて40個。
あ~おなかいっぱい。e383a1e383ade383b3e38391e383b3

テスト

「試験」と呼ばれるものから20年近く遠ざかっています。
それでも時々テストの夢を見ます。

パターンはいつも一緒。「明日」か「これから」テストがある。
しかし「教科」も「範囲」も全くわかりません。

夢に出てくるクラスメイトは、中学、高校、大学とさまざま。
テストを受けなければいけない。でも何のテストか自分だけがわからない…
緊張と訳のわからない不安でいっぱいの自分がいます。

夢の中の友人に「何のテスト?範囲はどこ?」と聞けばいいのに、
(聞いたところでどうしようもないんですが)ただ時間が過ぎてゆく。
何かに追いかけられているような、どこに向かったらいいのか、
皆目見当がつかない、メチャクチャ不安な気持ち。

不思議と答案用紙が配られるところまでは進みません。
別の夢に切り替わるか、ぐっすり寝入ってしまうか。

朝起きると、胸を押されるようなバクバクした感じが残っています。

何かの折に読んだ本には、「これからの人生の準備はできているか?」
と自分自身に向けた問いかけである、との解説がありました。

日頃の自分を良~く知っている、もう一人の自分から
「もっとしっかりせい!」とケツを叩かれているんでしょうね。

 

森林浴の出来そうなクリニック南側。ウグイスの声が聞こえます。

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