JBLと言っても、スピーカーのことではありません。
名称は「日本バスケットボールリーグ」。
プロバスケットボールの団体です。
日本にはこの他、「bjリーグ」と呼ばれるプロリーグがありますが、
日本バスケットボール協会の内輪もめで2団体が別個の活動をしているようです。
そのJBLのチケットが手に入ったので観戦してきました。
カードは、リンク栃木ブレックスvsパナソニックトライアンズ。
実を言いますと、JBLとか、所属チームの情報を得たのが前日のこと。
それまでは全く興味がなかったのですが、さすがに「金払って見るのに
何も知らないじゃあ、もったいない」と言うことで少し調べてみました。
名前を知っていたのは、NBA帰りの田臥勇太選手ただ一人。
NBAと言えば、マイケル・ジョーダンが活躍していた頃は衛星放送を
TVにかじりついて観たものですが、引退後はさっぱり。
今年のオールスターも知らない選手が多かったですね。
ただし、プレイはスゴイ!魅せてくれるプレイヤーばかりでした。
さて、バスケットボールの試合を生で見るのは、中学生以来で
プロの試合はもちろん初めてでした。
開始1時間以上前に入場しましたが、自由席はほぼ満席。
会場を盛り上げようとする栃木ブレックスのアナウンサーは
「ホームゲームでの勝利を!」と叫んでいました。
「ん?ホーム?ここ群馬なんだけど… ああ、北関東ってことでホームね」と納得。
ホームゲームなのに出足の鈍いブレックスは15点くらい差をつけられて
第2クォーター終了。なんだか盛り上がらないゲームです。
両チーム共、パスを速く回してシュートチャンスを狙う、同じようなゲームスタイル。
しかもカットインしてゴールが目の前なのに、またパスを出すシーンが目立ち、
どこかの代表チームのようなプレイにはがっかりしました。
第3、4クォーターでブレックスの追い上げ、と言うよりトライアンズの自滅で
薄氷の勝利。かろうじてホームゲームの面目を保った内容でした。
私はインサイドの攻防、ゴール下でガチガチやり合うプレイを見たかったのですが、
もしかして怪我しないように激しいボディコンタクトは避けていたのかも知れません。
個人的にはブレックス5番、センターのスコット選手の活躍を見たかった気がします。
あれこれケチを付けてしまいましたが、全体の雰囲気・盛り上がりとしては
野球やサッカーなどより会場が狭い分、一体感があって良かったと思います。
開始前、タイムアウト・ハーフタイム中など観客を飽きさせない工夫をしていましたし、
キッズコーナーも用意されていて、ボランティアの皆さんの明るい表情と
爽やかな態度が印象的でした。
息子にせがまれて買ったリストバンド。800円也。