スマイル歯科ブログ

アーカイブ: 2009年 June

ギブアップ

6月に入って汗ばむような陽気が何日かありましたが、
クリニックでは南側の林を抜ける風が爽やかで、
患者さんから「天然のクーラーですね」とか
「ちょっと寒いから閉めてください」なんて言われるくらい
心地よい空気が流れていました。

私のクリニック朝イチの仕事は、南側の窓を開けて
林の空気を招き入れることです。

鳥の声と共に流れ込んでくる空気はみずみずしくて、
深呼吸をすると、体じゅうに緑の粒が行き渡る感覚があります。

 
「これは夏でもエアコン要らないんじゃないか…」
冬、診療室を温めてくれた太陽は高く昇り、
直射日光はほとんど差し込まなくなりました。
プラス、林を吹き抜ける風、まさに天然のクーラーです。
これで夏を乗り切ることができれば、今流行りの究極のエコです。

そしてまさに捕らぬ狸の皮算用。
今年一番の暑さになった本日でギブアップ。

午前中はなんとか我慢していたのですが(26度くらい)、
昼休みに27度に上がり、午後にはついに28度超え。
じっとしているだけなら良いのですが、
マスクを付け仕事を始めると、額に汗がダラダラと。

もちろんマスクは20年来の仕事仲間ですが、
暑い時期にはちょっと休んで欲しいところです。

ま、実際はお休みできないんですけどね。

ギブアップの瞬間最高気温、28.2℃・湿度51%。

エアコンのスイッチをオンにしました。

真夏になったら電気代かさみそうです。

623e6b097e6b8a9

雑草

診療がヒマな時間には、表に出て花壇の花摘みをチョキチョキ、
雑草をブチブチ抜いています。

葉っぱもいろいろ、根っこも様々。球根みたいなのが付いてくる草もあります。
もしかしたらキレイな花が咲くのかも知れませんが、とにかくブチブチ。

 
昭和天皇が皇居の草むしりをしていた時、侍従が「この辺も雑草が多くて
大変でございますね」と声をかけたところ、
「『雑草』などと言う名前の植物は無いんだよ、君」と答えたとのこと。
いかにも学者らしい昭和天皇のエピソードを思い出しました。

その「雑草」、自宅の庭にももちろん生えてきますが、
年によって「流行り」があるようにも思います。
今年は「スギナ」。ツクシの夏バージョン?
どこにでもある草なので珍しくはないですが、今年は本当に元気が良さそう。
お隣の庭はスギナでビッシリ一面の緑です。

雑草しかないと思っていたクリニックの敷地ですが、
片隅にバラを見つけました。10年以上空き地だったので、
誰かが植えたとは考えにくいのですが…

早く咲かないかな、とブチブチしないで残してあります。
人間なんて勝手なものでキレイな花や葉を付ければ残し、
見栄えが悪ければ引っこ抜く。

例のバラ君はキレイな花を咲かせてくれるのでしょうか…
バラ君の運命やいかに?

 

写真は新緑の吹割の滝。

手すりなどはなく、水辺まで歩いて近づけます。

が、毎年滝壺に転落する人が後を絶たないそうで…

e590b9e589b2e3828ce381aee6bb9d2