我が家の飼い犬、ミックが先日日帰り手術を受けてきました。
別に病気になったわけではありません。
オス犬としての運命の分かれ道、去勢手術を受けさせました。

ミックが我が家の一員になってから、ずっと気がかりだったのですが、
6か月くらいからオス犬の習性、マウンティングが始まりました。
クッションを股間に当てて、腰を動かす仕草です。

実家で飼っていたマルチーズもオスで、しょっちゅうやっていました。
私も同じオスですので、気持ちは良くわかるのですが、
みっともない格好で、ミックにはやめさせたい行動でした。

情報を集めると、去勢してもマウンティングや他の問題行動が
全く無くなるわけではないが、前立腺などの病気の可能性が減る。とのことでした。

人間の身勝手と言われればそれまでですが、
雑種の犬に交配の機会などないでしょうから、
ミックの将来と家族との関係を考えて決断しました。

 
手術前、妻に抱かれたミックは、鎮静剤を点滴から入れられると、
かなり速かった心臓の鼓動がゆっくりになり、固かった身体の力が抜けてゆき、
妻は「このままミックが死んじゃうんじゃないかと心配になった」そうです。

帰ってきたミックは、3割増しくらいの甘えた仕草をみせましたが、
「痛くないの？」ってほどの元気でした。
いきなりクッション相手にマウンティングやってるし…

オスのホルモンが完全に消失するのは、半年から1年くらいかかるそうで、
気長に待たないといけないようです。

今日も元気なミック。玄関でお見送りです。
サマーカットですっきり。