スマイル歯科ブログ

アーカイブ: 2009年 April

テスト

「試験」と呼ばれるものから20年近く遠ざかっています。
それでも時々テストの夢を見ます。

パターンはいつも一緒。「明日」か「これから」テストがある。
しかし「教科」も「範囲」も全くわかりません。

夢に出てくるクラスメイトは、中学、高校、大学とさまざま。
テストを受けなければいけない。でも何のテストか自分だけがわからない…
緊張と訳のわからない不安でいっぱいの自分がいます。

夢の中の友人に「何のテスト?範囲はどこ?」と聞けばいいのに、
(聞いたところでどうしようもないんですが)ただ時間が過ぎてゆく。
何かに追いかけられているような、どこに向かったらいいのか、
皆目見当がつかない、メチャクチャ不安な気持ち。

不思議と答案用紙が配られるところまでは進みません。
別の夢に切り替わるか、ぐっすり寝入ってしまうか。

朝起きると、胸を押されるようなバクバクした感じが残っています。

何かの折に読んだ本には、「これからの人生の準備はできているか?」
と自分自身に向けた問いかけである、との解説がありました。

日頃の自分を良~く知っている、もう一人の自分から
「もっとしっかりせい!」とケツを叩かれているんでしょうね。

 

森林浴の出来そうなクリニック南側。ウグイスの声が聞こえます。

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メガネ

もう40年近く前の春のことです。
小学校5年生の視力検査で私は「わかりません」を連発。
4年生の時は両目1.2だった視力が0.3と0.5まで落ちていました。
!!ガーン!!

原因は自分でも良くわかっていて、間違いなく「漫画の読みすぎ」
当時高校生だった兄も目が悪くなり、その原因は「受験勉強」
まさに漫画チックなほど対照的でした。
 
少年ジャンプから始まった私の漫画遍歴は後ほど語らせていただくとして、
私とメガネとのお付き合いは11歳の春に始まりました。
 
子供心にも「カッコ悪いなー」と思った黒ブチのファーストメガネ。
中学校から憧れの銀ブチ、いわゆるメタルフレームに格上げされましたが、
しょっちゅうレンズを割っていて、親から散々怒られていました。
当時のレンズは1枚、5千円。30年前ですもの、怒られる訳です。
今なら1セット買える値段なんですが。
 
高校生になると、どんどん度が進み、「牛乳ビンの底」状態。
あの頃の写真はメガネの奥の目が小さい!
視力検査表の一番上がわからないくらい視力が落ちていました。
 
そこで高3の私は一計を案じました。
検査表の一番上は3つだけ。前もってメガネで見て覚えてしまえば良い。
向かって左から「上、右、下」と暗記して視力検査に臨みました。
完璧に思えた安易なこの作戦は無残な結果に…
検査表を指す棒の先すら見えなかったのです。
 
その後ソフトコンタクトレンズに昇格。
昨今は使い捨てコンタクトが主流ですが、
当時は煮沸消毒・タンパク除去と手間がかかりました。
同じレンズを数年間使い、手入れをズボラにしていたら、眼球表面にキズが付き、
1ヶ月以上もメガネ使用を余儀なくされた事もありました。
 
大学卒業後、性能・装着感が向上したハードコンタクトに変更。
ソフトと違い、ほんの少しのゴミが入っても激痛が走りますが、
その分、角膜にキズが付きにくいメリットがありました。
 
ソフトレンズに較べれば、手入れも簡単。
数回の交換を経て、10年以上快適に使っていたのですが…
ある時、異変に気付きました。

この続きはまた後ほど。