ひさびさの書き込みです。
連休を利用して兄一家の住む秋田に行って来ました。
実家のある新潟県六日町からは片道約400km。
高速道路の計画はあるものの、まだ全線開通していないんです。
半分弱が一般道で激しい渋滞は一般道で発生していました。
昼間の通行で片道約7時間。高速のなかった昔は10時間コースだったそうで…
道路脇は一面の黄金色。もう稲刈りの始まった田んぼもありました。
一家総出の稲刈りでしょうか、小学生くらいの子供が長靴でお手伝いをしていました。
通り過ぎる風景や街並みを見ていると、いつも思うことがあります。
これから先、立ち寄ることもない、名前すら知らない小さな町でも、
人々は泣き笑いしながら、それぞれの生活を営み、日々を重ねていることを。
そんな暮らしが集まって町を作り、日本があり、世界があるんだなあ、
としみじみとしてしまいます。
1泊目は秋田市内の「秋田温泉さとみ」
無色透明の湯ですが、しょっぱくて湯に入ると肌がスベスベに感じられます。
肌がお湯にくるまれて、ジェルを塗ったような不思議な感覚です。
残念ながら外に出ると消えてしまいますが。
パワーもあり、長湯をすると湯当たりしそうでした。
新発見は、刺身醤油。
少し甘いんです。仲居さんに聞いたら男鹿半島で作っているとのこと。
不覚にもブランドは聞き忘れましたが、コクと甘味が刺身によく似合っていました。
兄の話では、秋田の刺身醤油は甘みがあるのがスタンダードだそうです。
2日目はなまはげが迎えてくれた男鹿半島へ。
男鹿半島の端っこにある男鹿水族館「GAO」はすごい人出でした。
水族館には珍しい白クマの豪太くん。丸っこい姿に癒されます。
2泊目の宿は男鹿温泉郷「元湯雄山閣」
ここの「なまはげの湯」は非常にユニーク。
パイプから間欠泉のように、ブシューッブシュッとお湯が噴き出しています。
温泉成分が沈着して湯船の縁は何やら鍾乳洞の雰囲気。
料理では、地物の鯛刺身、鰆の焼き物、海苔の味噌汁、いずれも絶品でした。
まだまだ美味しいもの、見どころは山ほどありそうな秋田県でした。
男鹿温泉交流会館で行われた「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」
地元の若者達が打ち鳴らす太鼓は迫力満点!圧巻の一言です。