横浜の友人K君に誘われて、今シーズン初滑りをしてきました。
東京在住の友人M君も加わって、男3人で出掛けました。
場所は沼田市の隣、川場村にある川場スキー場。
8階建ての立体駐車場がゲレンデに隣接しています。
K君はいわゆる「コブ」が大好きで、
一緒に滑ると必ずコブ斜面に案内されます。
私は思い通りに滑れないコブ斜面が苦手で
いつも誘いを断っていたのですが、
コブ初心者のM君が、果敢にチャレンジしている姿を見ていたら、
「雪国育ちなのに滑れないゲレンデがあってはイカン!」と
大いに刺激されて、前向きに取り組むことにしました。
上手なK君と初心者のM君を観察していると、
後傾(重心が後ろ、ヘッピリ腰)になるとアウト、
ターンの後半で尻もちをついてしまいます。
K君の滑りを後ろからじっと見ていると、なにやらコブの谷間に
道が見えてきました。大勢の人が滑って作られた板の道です。
それを忠実にトレースするとスムースに谷間を抜けて行けそうです。
前傾姿勢で重心を低く保つことを意識してスタート。
道を外さないように、前へ前へ!
おお!わずか数ターンでしたがリズム良く越えられました。
K君持参のデジタルカメラで早速ビデオ撮影会。
最近のデジカメは優れモノで、ハイビジョンの動画撮影ができちゃいます。
100m程度のコースでも、滑り終わると息はゼイゼイ、膝はガクガク。
それでも四十路半ばのオジサン達は頑張りました。
「ちょっと休もうよ」ロッジで飲んだビールの美味しかったこと!
もちろん動画を見ながらの反省会も忘れません。
「ここでスキーの前が上がっちゃってるね(後傾はダメ)」
「もっとストックを前に突くつもりで(前傾姿勢を維持)」
休憩後もコブ斜面で練習です。
意識してても、実際は半分も出来てないのはオジサンの悲しさですが、
コブ歴15年のK君に「こんなに滑ったのは久々」と言わしめる内容でした。
ここ数年、スキーと言えば子供の相手だったり、楽なゲレンデばかりを
選んでいた私にとっては、スポーツと呼べるスキーを楽しんだ一日でした。
K君から来週も友人を大勢連れて行くよ!とメールが来ました。
横浜から2週連続の熱意はすごい。もちろん私も参加させてもらいます。
まだ余裕のありそうな四十路三人衆。実は全身ガクガクでした。