名前はミックに決まりました。「ミックス犬」のミックです。
妻の提案で、安易なネーミングかとも思いましたが、響きが良いので決めました。

他にも、ラッキー、ハッピー、レオ、チョコなど…
スターウォーズに出てきた惑星エンドアの住人に顔が似ているので、
ネットで調べて「ラビン」を提案したのですが、全く相手にされませんでした。

ペットショップから渡された「飼い方の注意」には
家に来て10日から2週間は、抱っこもしないで、ケージから出さないように、
と書かれています。トイレを覚えさせ、家の環境に慣れるように、と。
いくら何でも2週間も入れっ放しでは可哀そうなので、
朝と夜の2回程度ケージから出して遊ばせています。
ケージの中ではトイレを覚えているのですが、外ではまだまだ。
目を離さないようにしているのですが、絨毯の上でジョーが数回、プリプリが1回。
人間で言えばまだ1歳、完ぺきなトイレを求めるのは無理ですよね。

ネット上では、犬のしつけについて様々な意見が見られます。
「叩いたり、力で抑えつけてはいけない。褒めてしつけるべき」
「人間が犬より上だと理解させることが第一。主従関係なくしてしつけはあり得ない」

私の実家で犬を飼っていた時は、飼い犬にとってのリーダーは私の父親で、
私は同列に見られていました。家庭の中の序列をしっかり理解していたようです。

もうすぐ生後3カ月になるので、しつけを始める時期がきます。
いずれにせよ、信頼関係が一番。気長に付き合っていきます。

ショッピングセンターのペットショップにふらりと立ち寄った時のこと。
いつもはウィンドー越しに眺めているだけなのですが、少し変わった犬がいました。
それもそのはず、ポメラニアンとシーズーのミックス犬だったのです。
要は雑種なのですが、白と黒の毛がクッキリ分かれているモップみたいな犬でした。
スタッフにお願いして抱っこさせてもらうと、小さな尻尾を振り振り、顔をペロペロ。
すごく人懐っこい犬でした。これに反応したのが長男。「かわいい！飼いたい！」

今までも「犬を飼いたい」という話題は出ていたのですが、
「犬の世話はかなり大変」「昼間一人で留守番させるのは可哀そう」
「泊まりがけの旅行に行けなくなる」などとネガティブキャンペーンばかり。

目の前の犬を見て、初めて「飼いたい！」と目をキラキラさせている長男を見たら、
昔「弟が欲しい！」と言ってマルチーズを買ってもらったことを思い出しました。

私も妻も犬が大好きで、お互い実家では犬を飼っていました。
犬がどんなに可愛いか、世話が大変でもポジティブな面も良くわかっています。
子供達のためには新しい家族を迎えてあげたい、でもお金かかるしなあ…

いったんペットショップから出て、ショッピングセンターを歩きながら家族会議。
長男は「僕も貯金から出すよ。誕生日・クリスマスプレゼントもいらない。
何ならお年玉だって少なくてもいい！ちゃんと世話するから！」
父親に似たのか、「その場限りっぽい」決意を熱く語ってくれました。

対照的なのが次男で「お金かかるでしょ。お父さん達、もっと節約しなきゃダメだよ」
「お父さんはビール飲みすぎなんだよ。身体にも良くないし、減らさなきゃダメ。」
今までの暮らしの問題点を冷静に指摘。まさに正論、ぐうの音も出ません。

家族みんなの節約・改善案を出し合い、約束をしてペットショップに戻りました。

昔は犬と散歩用の紐程度で、すぐに抱っこして帰ったような気がするのですが、
今日びのペットショップは違います。個体の状態、免責事項の説明から始まって、
個体識別用のマイクロチップ代、ワクチン代、医療保険代…やっぱりお金が…

生後2カ月、体重950グラム、壊れそうな軽さのワンちゃんが家にやってきました。
さて名前はどうしましょう？この報告はまた後ほど。次回の更新はきっと早いです。

真上からのショット。モップみたいでしょ。