ショッピングセンターのペットショップにふらりと立ち寄った時のこと。
いつもはウィンドー越しに眺めているだけなのですが、少し変わった犬がいました。
それもそのはず、ポメラニアンとシーズーのミックス犬だったのです。
要は雑種なのですが、白と黒の毛がクッキリ分かれているモップみたいな犬でした。
スタッフにお願いして抱っこさせてもらうと、小さな尻尾を振り振り、顔をペロペロ。
すごく人懐っこい犬でした。これに反応したのが長男。「かわいい!飼いたい!」
今までも「犬を飼いたい」という話題は出ていたのですが、
「犬の世話はかなり大変」「昼間一人で留守番させるのは可哀そう」
「泊まりがけの旅行に行けなくなる」などとネガティブキャンペーンばかり。
目の前の犬を見て、初めて「飼いたい!」と目をキラキラさせている長男を見たら、
昔「弟が欲しい!」と言ってマルチーズを買ってもらったことを思い出しました。
私も妻も犬が大好きで、お互い実家では犬を飼っていました。
犬がどんなに可愛いか、世話が大変でもポジティブな面も良くわかっています。
子供達のためには新しい家族を迎えてあげたい、でもお金かかるしなあ…
いったんペットショップから出て、ショッピングセンターを歩きながら家族会議。
長男は「僕も貯金から出すよ。誕生日・クリスマスプレゼントもいらない。
何ならお年玉だって少なくてもいい!ちゃんと世話するから!」
父親に似たのか、「その場限りっぽい」決意を熱く語ってくれました。
対照的なのが次男で「お金かかるでしょ。お父さん達、もっと節約しなきゃダメだよ」
「お父さんはビール飲みすぎなんだよ。身体にも良くないし、減らさなきゃダメ。」
今までの暮らしの問題点を冷静に指摘。まさに正論、ぐうの音も出ません。
家族みんなの節約・改善案を出し合い、約束をしてペットショップに戻りました。
昔は犬と散歩用の紐程度で、すぐに抱っこして帰ったような気がするのですが、
今日びのペットショップは違います。個体の状態、免責事項の説明から始まって、
個体識別用のマイクロチップ代、ワクチン代、医療保険代…やっぱりお金が…
生後2カ月、体重950グラム、壊れそうな軽さのワンちゃんが家にやってきました。
さて名前はどうしましょう?この報告はまた後ほど。次回の更新はきっと早いです。
真上からのショット。モップみたいでしょ。