スマイル歯科ブログ

締めくくり

先日、恒例の人間ドックを受けてきました。
このところ腹周りがタプタプしてきたので、
体重増を覚悟していましたが、昨年とピッタリ一緒。しかしウェストは2cm増加。
筋肉が減って脂肪が増えた…かなりヤバイです。
秋以降、ロードバイクに乗る機会は減り、ラーメン屋巡りが増えましたから必然です。

胃カメラのモニターに映る自分の胃、肌色の粘膜に赤い点がポツポツと。
いつも通り、慢性胃炎の状態です。胃潰瘍の痕も変化ナシとのこと。
何か異常があれば、私の目にも判るでしょうね。
「あっ!何これ!?」になりませんように…

今年は、(自分認定の)群馬3大ロードレースにフル出場。
榛名山ヒルクライム16km、望郷ラインセンチュリーライド110km、
赤城山ヒルクライム21km、消化不良のイベントもありながらお腹一杯です。
また、兄が秋田からロードバイク持参で沼田に来てくれたおかげで、
初の「兄弟ライド」も実現、沼田近辺の峠を案内できました。
年末には、歯科医師会の研修旅行で、初のお伊勢参りに行きました。
正式名称「神宮」の伊勢神宮に造詣の深い先生のおかげで、
二見興玉神社、伊勢神宮外宮、内宮の順番に巡り、特別参拝を行いました。
古のシンプルで力強い様式美、厳粛な空気をたっぷり堪能しました。
沼田からは片道7時間の遠い神宮ですが、またあの雰囲気に包まれたい、
豊受大御神、天照大御神に御挨拶したいと思わせてくれる場所でした。
我が家には神棚はありませんが、高い所にお札を祀りました。

皆さんにとって、来る年が穏やかでありますように。

第2回ハルヒル

とある方から「いつまでサボってんの?無いのは、ネタ?やる気?どっち!?」
とケツを叩かれました。と言う訳で…

見事な五月晴れの日曜日、第2回榛名山ヒルクライムに参加しました。
例のヘタレ3人組ですが、今年は揃いのジャージで榛名湖コースにエントリー。

昨年、スタート地点前で「バナナいりませんかぁ~」と声を張り上げていた女の子、
今年も会えました。もちろん彼女は私のことなんか知るはずもないですが。
昨年は、「お願い、バナナ食べて!」的な呼びこみだったのですが、
今年は無言で「食べる?、なら持ってって」的な余裕を見せていました。
昨年は青くて硬そうでしたが、今年は完熟過ぎのバナナをしっかり頂きました。
ごちそうさまでした!

スタート前には、ごみ箱を持ったスタッフが参加者の間を回ってバナナの皮を
回収していました。確かに昨年は「食べた後の皮、どうするんだろ?」と
躊躇した覚えがあります。この対応は、過保護にも思えましたが、道路に皮を
棄てられて、後始末に苦労するよりマシ、と言うスタッフの意思が感じられました。

今年も優しい沿道の声援を受けて坂を登って行きます。
昨年のようにアドレナリン任せでガンガン回すことはせず、マイペースで進みます。
7km過ぎの森の中、お約束の脚つりがやってきましたが、練習の成果か
悪化はせず、悲鳴は上げずにすみました。
新緑の林を抜ける風は心地良いはずですが、そんなことを感じる余裕もなく、
ひたすら前へ、上へ、ペダルを回します。

昨年はゴールだった榛名神社を過ぎ、ここから本番の急坂です。
やっぱりキツイ!道端では数人が倒れて(休んで)いたり、歩く人もいるほどです。
確かに歩いてもそんなに変わらない…いやいや足を着いてはいけません。
みんな周りを見る余裕などなく、夢遊病者の如くフラフラと坂を登って行きます。

何かに取りつかれたかのように黙々とペダルを漕ぐ集団が、
3500人余りも列を成しているのですから、異様な光景だったかも知れません。

ゴールの瞬間は、昨年と同じく「やっと終わった」と「もう終わってしまった」の
両方でした。あんなに苦しい坂だったのに、「もう走れないのか…」なんて不思議です。

タイムは、1時間8分51秒。
榛名神社までだったら、昨年より5分程度タイムを縮めているのですが、
50歳代の中では、完走514人中259位と、中途半端な結果でした。
もちろん全体では、もっともっと順位が下がります。
ちなみにトップタイムは、39分台、平均時速24km/h。私より10km/hも速いです。
そんな「超人」の域はともかく、いずれ1時間を切ってみたいですね。

ま、ボチボチと、自転車もブログも回して行きます。

望郷ライン センチュリーライド

相当に残暑が厳しい日曜日に、望郷ライン・センチュリーライドに
参加しました。コースはロング(110km)、ミドル(78km)、ショート(40km)、
エンジョイ(18km)の4コースが設定されていて、5月のハルヒルで
お馴染みの「ヘタレ3人組」は、迷いなくミドルを選択しました。

朝日が上毛の山々から顔を覗かせるころ、会場の昭和村総合運動公園に到着。
十分に高原の空気を吸い込んで、キュウリをポリポリと頬張った後、
午前7時よりロングから順にスタート。我々のスタートは7時25分ころ。
タイムを競うレースではありませんので、まったりとした雰囲気です。

スタート直後の景色は、まさに望郷ラインのハイライト。
赤城山山麓の野菜畑から望む、武尊山をはじめとする北毛の山々。
沼田市、みなかみ町、川場村、故郷を望む道です。良いネーミングですね。

コースは10km過ぎから上りになり、景色を楽しむ余裕が無くなってきます。
一つ目の峠を越えた下り区間で、明らかに飛ばし過ぎの一団が
追い越して行きました。案の定二つ先のコーナーで、
一台がタイヤのスキール音と共に、対向車線に飛び出し転倒・落車。
対向車が来ていたら…

その後、エイドステーション(主催者が給水やバナナなどの軽食を用意)に
寄ったところ、救護所で先ほどの彼が手当てを受けていました。
左コーナーでの転倒だったので、左手をついたのでしょう、
左手の指先が数本肉ごとペロンと…
幸い骨折などの重傷は無いようでしたが。

参加者のほとんどは、指先の無いショートフィンガーのサイクルグローブを
着用していましたが、このようなケガ防止のため、指先まで覆った
フルフィンガータイプを選ぶべきだと思うのです。
確かにショートタイプの方がカッコいいんですけどね。
私は一年中フルフィンガーのグローブです。指先痛めたら仕事できません。

もひとつ山を越え、ミドル折り返し地点に到着。
ロングの折り返しでは、カレーライスが激うまとの情報だったので、
楽しみにしていたのですが、そのようなスペシャルメニューはなく、
他のエイドステーションと同じく、バナナ等の軽食のみ。
おにぎりくらい食べたかったな。まあ誰が用意するんだ?って話だし、
カレー食べたかったらロングに出ろ!ってことですか。

折り返し地点では調子良かったんです。
「あーもう半分かぁ。もう少し走れるな。来年はロングにしよう。」
応援に来てくれた人と写真に納まったり、栄養補給して復路へ出発!

一つ目の峠を登り始めると、「あれ?脚が回らない…」
陽は高く上り、気温は30度を超えていたでしょう。
暑さは予想以上にスタミナを奪っていました。
とにかく余裕が無く、他の参加者にペースを合わせることも出来ず、
ただペダルを踏むだけ…時速は8km/hを下回ることもしばしば。

山を超えエイドステーションに寄って休んでも回復は難しく、
次の長い坂の途中で脚が止まりそうになります。
自転車を押して歩いている参加者も目立ってきました。

峠の中間に設置された給水所はまさにオアシス。
木陰の風と渓流の水音が、暑さを一瞬忘れさせてくれました。
それも束の間。九十九折りの最後の坂が待ち構えています。

下りは、あっという間なのに、上りは「ゆっくりして行きなよ」
とばかりに素通りはさせてくれません。
路面のひび割れ、微妙な傾斜の変化、回せなくなった脚に
非情なボディブローを打ち込んできます。

峠の最高到達点は標高950m。
手前で待機していたカメラマンに手を振る余裕などは無く、
ただただ通過。直後は両腕に痺れが出て、熱中症一歩手前でした。

長い下りは要注意です。身体が疲れ果てているのに、
勝手に出るスピード。コントロールが効かなくなれば、
擦り傷では済みません。ブレーキ掛けまくりです。

スタート直後は楽しめた望郷ラインの景色も、
往路ではアスファルトの先を見つめるばかり。
ふらふらになりながら、実走行時間4時間ちょいで完走しました。

折り返し地点での余裕はどこへやら、110kmなんて無理無理。

打ち上げの誘いも断り、さっさと帰宅。夕方から爆睡でした。

ラスト3kmのスパート 望郷ラインらしい風景です

ラスト3kmのスパート 望郷ラインらしい風景です

ハルヒル

第1回榛名山ヒルクライムに参加してきました。(通称ハルヒル)
ヒルクライムとは、丘登り、坂を自転車で登りタイムを競う大会です。
自転車に乗らない人には「坂を登るだけだよね。意味わかんねー」と
言われてしまいます。確かにツラいんですが…

コースは、3種類に設定されていて、健脚自慢が集う
榛名湖畔まで16kmを駆け上がる榛名湖コース。参加者約2800名。
榛名神社を目指す11kmの榛名神社コースには、
榛名湖手前の勾配14度の急坂にビビった人達が300名余り参加。
地元の小中学生がママチャリでエントリーした初心者コース、800名超。

ロードバイク仲間のK先輩・I後輩と3人でエントリーしました。
皆、経験も浅く、このようなイベントは初参加なので、
「この年で無理しちゃイカン」と無難な榛名神社コースを選びました。
ふたを開けてみると、このコースの参加者は一番少なく、
我々は自虐的に「ヘタレコース」と呼んでいたのでした。

未明の3時半に家を出て、5時前には指定の駐車場に到着。
自転車がワラワラと集まってきています。
4000人近くの人達を一斉にスタートさせる訳にはいきません。
300人程度のグループを作り、自己申告のタイムが速い、
榛名湖コースの人達から5分間隔でスタートさせる方式です。
「ヘタレコース」の我々は、榛名中学校グラウンドで、じっと待機です。

2時間近く待ったでしょうか、スタッフの誘導でスタート場所へ向かいます。
何と沿道には、地元の方々が応援のために並んでいてくれました。
「バナナ食べませんかぁ~」とバナナを手にした小学生の女の子。
ごめんねぇ、スタート直前だったから、おじさんそんな余裕なかったよ。
来年はきっとごちそうになるから、楽しみにしてるから、待っててね。

スタートゲート。携帯で写真撮れるんだから、バナナ食べられたなぁ。

スタート1分前。バナナ食べられたかも!?

大会の様子は、地元FM局が完全生中継、スタートゲートには応援して下さる
大勢の地元の方々。スターターは地元の小学生が務めてくれました。
ほぼスケジュール通り、8時前にスタート!。
コースは全面閉鎖されていて、ヒルクライム専用道路になっています。
コースに面した商店街の方々は、当然休業状態ですので、理解と協力が
無ければ、到底実行不可能なイベントです。

沿道には大勢の方々が「ガンバレ~」と声をかけてくれています。
思わず「ありがとうございま~す」を手を振ってしまいます。
もうアドレナリン出まくりです。4月に下見に来て試走した時より、
明らかに快調なペース。6km地点で22分くらい「50分切り!?」なんて
思ったのも束の間、コースは森の中に入り、勾配はきつくなってきます。

私は張り切ると脚がつる癖がありまして、お約束のまずは右ふくらはぎ。
誤魔化しながらペダルを回して、何とか収まったと思ったら、今度は左。
本当は自転車を停めて、筋肉を休めれば良いのでしょうが、
「停まりたくない、降りたくない」この一心でペダルを回しました。
額からは滝のような汗が流れてきます。下を向くとサングラスが池状態。

ついに9km付近で両足同時にキタ~!
「んぐああああ(濁点付きの『あ』)~!」と声が出たかも知れません。
ペースも何もあったものじゃありません。とにかくゴール、ゴールするんだ。
ペダルを回せ~! ただそれだけでした。ゴール地点が見えた時は、
「やっと終わる」と「もう終わってしまう」両方でした。

ゴールして振り返ると、榛名神社ゴールを横目に榛名湖を目指す人達が
ペダルを漕ぎ続けています。スーパーマンに見えました。
参道で頂いたコーヒーの美味しかったこと!

帰路もスタッフの誘導・指示で危険の無いよう下山します。
このスタッフの方々の運営が第1回と思えないほど素晴らしく、
私の見た限りですが、トラブルもなくタイムスケジュール通りの進行でした。

下山ルートは途中から裏道へ入るのですが、その沿道にも地元の方々が
「お疲れさま~」と声をかけてくれました。本当に温かい声援でした。

本部会場に戻り、完走証を発行してもらうと、タイムは50分55秒05。
数日前に51歳になった私にとってギリギリの51分切り。しかも左右対称。
「ヘタレコース」に一緒に参加した3人の中では、かろうじてトップ。
309人中、88位(これまた8並び)の初レースでした。

振り返るまでもなく、途中で足がつるなど、ペース配分としては
論外ですし、ダラダラ汗をかきながら、給水が不充分など…
まあ、そんなことはどうでもいいや(良くないけど)、と思えるくらい
楽しいイベントでした。
優秀なスタッフの皆さん、温かい地元の方々、本当にありがとうございました。

勢いに乗って、8月の「望郷ライン・センチュリーライド(78km)」と
9月の「赤城山ヒルクライム(21km)」にもエントリー。
今度は、プランを立てて、もう少しペースを守って…
でも楽しいのが一番ですね。

親子試合

次男の春休み中に、ミニバスケットボールチームのイベントがあり、
親子試合に参加してきました。
数年前に出た時は、張り切り過ぎて膝を痛めてしまい、
今回はパスしようと思っていたのですが、中学校のバスケ部に
所属する長男もOBとしてチームメイトと参加するとのこと。
息子二人とバスケをするのは、恐らく最後のチャンスだろうと、
ケガだけはしないように、それだけを気を付けて参加しました。

長男の沼田東中バスケットボール部は、かなりの強豪で
県でも優勝候補なのです。長男はベンチを温めているだけなのですが、
試合前に久々に1on1(1対1でシュートを競う)をやったら、
身長はともかくスピードにはもうついていけません。

子供チームと親チームに分かれて試合を行います。
親チームは、お父さんお母さん、経験者未経験者、運動神経ありなし、
もういろいろ。共通点はただ一つ、すぐに息が切れる。
ドタバタ走りながら楽しくゲームをやっています。

さて次男の子供チームとの対戦です。
親チームには、長男とチームメイトのT君が助っ人に入ってくれました。
不動のレギュラーのT君、ベンチ温め係の長男ですが、いつも一緒に
練習しているだけあって、コンビネーションは抜群、別次元の動きです。

私がゴール下で良いポジションに入って、T君にパスを要求したのですが、
スゲー速い(彼らの中では普通の)パスが来てファンブルしそうになりました。
何とかゴール下シュートも無事に決められて一安心。
あんな良いパスをもらって決められなかったら、もうパスが来なくなります。
シュートを入れた後は、ダッシュで自陣に戻る動きを
無意識にやっている自分に気付きました。
はるか昔に叩きこまれたことを体が覚えているんですね。

1試合が6分間、何試合か出ましたが、息はゼイゼイ、脚はガクガク。
私はテニスとかロードバイクとか、動いている方だとは思いますが、
負荷をかけない楽な運動しかしていないので、この始末です。

13e6a19c5

今日は次男の入学式。
中学校の桜はまだ5分咲きです。